中田尻の田の神
2011.07.02
日置市吹上町田尻 中田尻
有形民俗文化財
「田の神」像
「島津藩政時代の農民は収穫の大部分を年貢米として納め、残ったわずかの米と甘藷・粟・ひえ等で飢えをしのいでいた。そこで少しでも実りが良いようにとの願いをこめて、藩内各地で田の神様を祭り、五穀豊穣を祈ったと言われる。この田の神像は享保2(1717)年正月14日建立されており、銘を有するものとしては県内で5番目に古いものである。以前は円徳寺(中田尻所在)下の町道脇に建てられていたが、昭和48年現在地に移転した。
昭和43年3月29日鹿児島県文化財指定」
日置市教育委員会
中田尻の田の神
正面
側面
背面