中島常楽院跡仁王像

2011.07.02

日置市吹上町田尻




史跡「常楽院跡」と無形民俗文化財「妙音十二楽」
「建久7(1196)年島津忠久は宝山検校を伴って薩摩に下ったIと伝えられる。検校は京都の天台宗常楽院の19代住職で、島津
氏の祈とう僧として本尊妙音天を捧持し、この地に常楽院を建立したと伝えられる。歴代の住職は各地で島津氏の威徳高揚につとめ、琵琶を吟弾して仏法を広めた。このとき弾奏された琵琶が後年薩摩琵琶に発展していったといわれる。今でも毎年10月12日に県内外から僧侶が集まり妙音十二楽を演奏する。」

常楽院跡 昭和29年3月22日鹿児島県文化財指定
妙音十二楽昭和46年5月31日鹿児島県文化財指定
日置市教育委員会
中島常楽院

足元には貝殻が置かれています
左手阿形は壊れています

手前には天邪鬼の像

正面と側面