沈溺諸霊塔
南さつま市坊津町中坊
町指定文化財
「文化5年(1808)11月10日、坊港に入港しようとした唐船が沈没し、乗組員90人のうち29名は助けられたが、61名は溺死した。なくなった人々は広大寺に葬られ天保3年(1832)中国から船主が坊津を訪ねて厚意を謝した。天保10年(1839)に土地の有志によって慰霊碑が、同寺境内に建てられた。」