庚申像 市指定文化財
「一の鳥居の左側に立っている、青くこけむしてはいるが、風化はそれほど進んでおらず、浮き彫りにされた金剛像が目を引く、ぐっと目を閉じ、口を結んだ金剛像、右手に剣をにぎり、弓と矢、更に右手に錫杖、左手に鈴を持つ、いかにも強そうに見える(アマノジャクをふみつけている)高さ、基礎蓮台とも一四〇p、巾四四p、中央に青面金剛像、中段に三猿(みざる、いわざる、きかざる)、下段に仏像が刻まれている。
天の邪鬼−人の言葉や行いにわざとさからう人悪鬼
背面に 文化十二乙亥(一八一五年)
宮園門 伊膳 主膳 伝五 山中門 榎園門
奉寄進 庚申様之?中 ○○門○ 石切 夏井村 彦石エ門」 |