黒之瀬戸海峡の渦潮
「黒之瀬戸海峡は、古来から『一に玄界・二に鳴門・三に薩摩の黒之瀬戸』といわれ日本三大急潮のひとつであります。
この海峡は、阿久根市と長島町の間、八代海と東シナ海を結ぶ最小幅330mの海峡で潮の干満によって潮流が発生し、特に春分・秋分の大潮時は最大8ノット(約14.4Km)の急潮となり大小の渦潮が発生します。一日に4回の干満を繰り返しますので急潮の醍醐味をご満喫ください。昔、阿久根市との往来は黒之瀬戸港と黒之浜港の間を小さな木船での航行でありとても危険を伴い、嵐の夜など時には人の命が奪われたこともあったようです。
昭和35年10月からカーフェリーが就航しておりましたが、昭和49年に町民悲願の黒之瀬戸大橋が開通し、『島』から『半島』となりました。」 |