寺師臥竜梅
「寺師臥竜梅は、竜が地に臥すような特異な樹形から、臥竜梅と呼ばれ、植物学上の貴重な文化財として町の天然記念物に指定されています。(昭和63年7月指定) 臥竜梅の由来については、諸説ありますが、近くの網天神には、次のような伝説が残っています。 今から約千年程前、都を追われた菅原道真が、この寺師の地にたどり着いたとき、貧しい一人の老婆が家に招き入れました。敷物もなかったので、とっさの機転で、船の網を巻いて敷物の代わりにしました。老婆の暖かいもてなしに心うたれた道真は、お礼に梅の種子を庭にまいて立ち去りました。この時の梅が大きくなり、現在の臥竜梅になったということです。 なお、この一帯は、藺牟田池県立公園の中に含まれています。」 姶良町 姶良町観光協会 |