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清水寺五百羅漢前橋

2008.09.06


みやま市瀬高町本吉

橋長:1.7m
橋幅:1.0m
単径間桁橋




五百羅漢
「お釈迦様の弟子五百人の“自覚”への道をこころざす修行僧の群像である。ここの羅漢像は、文化、文政の頃より大正年間のころまで奉納されたもので、一体一体が違った表情の見事な首がついていたのであるが、昭和初年ころまでの数体を最後に、明治以後誰人の悪戯か全部首が落されてしまった。五百種の表情の中にはかならず亡き人の面影がそこにあった。それ故になき親に会いたければ“羅漢さんにめーんなはれ”といわれたものである。今、その顔が見られないのは惜しまれてならない。永い間、首のない状態を見続けてきた里人たちは誰言うとなく、“首なし地蔵”と呼ぶようになった。最近夢告により誰人の行為か知らぬ間に首がついた。“羅漢”は阿羅漢の略称で修学すでに成り学ぶ可きものは何もないという意で“無学”とも呼ばれ、尊い人の称で後世には、自らの覚りのみを目標とし、他人を覚りの方向へ誘導することはしない修行僧のみの呼称となった。」
みやま市商工観光課
清水寺へ上る途中、五百羅漢前に架かっていました

上流側

同じ顔をしている理由は案内板に記載されています