仁王門
「寺院浄域の入口にあり仏法を守護する役目を持つ“金剛力士”の像を安置した門で、延享三年(1746)藩主藩民の寄進によって造立されたものである。
仁王像の高さは約2.4mあり、右の像は口を大きく開けて“阿”を表しすべてのものの発生、根源を意味しさとりを求める心を表し、左の像は口を結んで“吽”を表し、すべてのもの、帰着を意味し、修行の結果としてのさとりを示すものである。
このことに関連して“阿吽の呼吸”という言葉がある。仁王尊は大力を授けるということから身体強健を祈って大きなワラジを奉納し、又そのワラジに触れると脚が強くなるといわれている。」
みやま市商工観光課 |