石橋巡り
(2004年5月9日)

2.北川町〜清川村〜緒方町

山下橋・万地橋・深谷橋・宇田枝井路3号・1号橋・緒方下井路取水口橋・辻渡橋・川入橋)



1.日向市


3.道中で見たもの




上部
山下橋 東臼杵郡北川町

川床に下りて近づこうとしましたが、足場がすべりやすいので、あきらめが肝心、引返しました。

国道10号線、道の駅はゆまのすぐ先、ホテルの方へ鋭角に左折、550m先に架かっています。




岡崎文雄様のコメント「特に要石が大きく、下流側両岸に積んだ石積みで、アーチを支える工法が採用されたものと思われました。」

国道10号線上から
万地橋(仮称) 北川町

橋長:
橋幅:8.4m
径間:5.4m
拱矢:2.3m


岡崎文雄様のコメントです「壁石は、いつも草が茂っているようでくわしくは分かりませんが、アーチ石の周りを幾重にも巻いており、宮崎県内ではこの橋だけの特徴と思います。」





国道10号線・国道326号線の分岐より、国道10号線を4.4Km北上、左手の旧道に架かる。




清川村、深谷橋を訪ねて・・・。
二度目の標柱の左手に宇田枝井路3号橋右手に深谷橋があります。 この方の家の左手に水路が流れており、左後方に宇田枝井路3号橋が架かっています。
イノシシ防止柵を建ててから、石橋を見に来る人の数が減ったそうです。
深谷(ふかたに)橋 大野郡清川村左右知
清川村指定有形文化財

 「この深谷橋は、小型ながら形の整った橋である。両岸が迫った場所を選んで架設したようであり、石橋の下の川底はえぐられている。
 アーチ石の積み上げは、通常、丸太を組んだ下地橋の上に積み上げるが、この橋では「土のうを積んでアーチを組みたてた」と伝えられている。
 壁石は乱積み(らんづみ)でコンクリートを使用していない。また、長いアーチ石を使用しており、架設年代がかなり古いことがうかがわれる。御嶽神社の旧参道であり、上ノ原の佐藤伊三太(さとういそうだ)が架設したと伝えられている。
 ・江戸末期〜明治初期の架設と推定
 ・橋長7.5m 橋幅2m 径間3.3m

清川村教育委員会

轟橋より町道を南進し、県道688号線へ左折、約3Km先右手、右手に「深谷橋」の標柱あり。
イノシシ侵入防止柵を開き農道を進み、すぐ右手に架かる2連アーチ石橋は宇田枝井路2号橋。
そのまま200mくらい進むと再び「深谷橋」の標柱あり、右の道を進むと左手に案内板あり。




宇田枝井路3号橋 清川村左右知

橋長:14.0m
架設:大正12年

深谷橋のすぐ下流に架かっています。
宇田枝井路1号橋 清川村左右知

橋長:22.0m
橋幅:2.3m
架設:不明

上部は鉄板が敷いてあり、手摺りもついているので安全に歩いて渡れるが、谷が深くてどうしても下には降りることができませんでした。
写真もこれが精一杯です。
感覚的には野津町の間戸川車橋みたいな立地条件です

轟橋から南へ300m、カーブミラーの前の小道を左下に下るとこの橋が架かっています。




緒方下井路取水口橋 緒方町辻

橋長:2.9m
橋幅:0.6m
径間:1.2m
拱矢:0.3m


原尻の滝の横、水門。
辻渡橋 緒方町辻 川入

橋長:6.5m
橋幅:3.9m
径間:6.1m
拱矢:1.9m

原尻橋から西(辻方面)約700m先左折、100m先に架かっています。




川入橋 緒方町辻 川入

橋長:5.0m
橋幅:3.0m
径間:3.7m
拱矢:1.8m


原尻橋から西(辻方面)約780m先左下の道路へ、100m先に架かっています。