石橋巡り
(2004年4月29日)

4.道中で見たもの
(桜島・野久美田橋・大楠・加治木の田の神・あやめ・土蔵・茅葺門・仁王像・栗下田の神・賽ノ神・桜島)



1.加治木町

2.入来町

3.郡山町



国道10号線沿い、福山町牧之原のドライブインより桜島を望む。




今日の野久美田橋 隼人町









菅原神社 ご神木の大楠 加治木町

「この大楠は現在加治木町で一番古くて大きな木とされています。
根回り12m、樹高25.5mです。
確かな記録がありませんので、正確な樹齢を知ることは出来ませんが、記録に残る神社造営の天文二十二年(1552)に神木として植えられたものとしても既に440年の樹齢を保っていることになります。
その間、度重なる戦禍と銃火にさらされながらも変わり行く人々と時代の変転を見とどけ行き続けてきた訳です。私達の祖先と私達の貴重な遺産であるこの木をこれからも大切に守ってゆきましょう。」

菅原神社

田の神

 「衣冠束帯型座像で、この種で県下でも最も古いものです。両袂は左右にはねあがり、両手で笏を持っている姿です。笏はありませんが、孔があるのは祭りのとき笏をさすのでしょう。顔は柔和な端正な顔立です。
 石材は山手に出る桃木野石で、質はきめこまかくきれいに仕上がります。
 背面には
明和四下亥正月吉日
 上木田村二才中立之
と刻んであります。1767年に上木田の青年組で造立したものです。」

 加治木町教育委員会















加治木町 辺川附近
麓の漆喰壁土蔵
町指定文化財

「この漆喰壁土蔵は江戸時代に建造されたものといわれています。
 入来院領主のお仮屋を背後に控え重要な場所に建てられた収蔵庫と推察されます。同種の建物では町内に残存する唯一の歴史資料であります。」

入来町教育委員会















茅葺門 入来町指定文化財

武家屋敷群内にあります
寿昌寺の仁王石像

 寺院の山門の両側に立っているいかめしい面相の仁王さまは仏法護持の仏神ですが、またの名を金剛力士といい口を開いたほうが阿金剛で現実の世界、口を閉じた方は吽金剛で理想の世界を現すとされています。









栗下の田ノ神
入来町

明和6年(1769)








大馬越の塞ノ神(さやんかん)
入来町

道祖神



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