石橋巡り
（2004年12月5日）

3.諫早市〜千々石町〜北有馬町
（諫早眼鏡橋・萬松橋・八千代橋・白新田橋・水電橋・荒田橋・田中橋・荒田下橋）



1.上天草市〜加津佐町〜口之津町

2.加津佐町〜小浜町〜千々石町

4.北有馬町〜不知火町

5.道中で見たもの

諫早眼鏡橋　諫早市宇都町 重要文化財　眼鏡橋 　「この橋は、すぐそばを流れる本明川の下流、ここから約450mの所に架けられていたものです。 　本明川は昔からたびたびの洪水で橋が流され、人びとは長い間苦しんでいました。そこで、永久にこわれない石橋を作りたいという切実な願いが起こり天保十（1839)年精魂込めて架けられたものです。 　それからは「いさはやのめがねばし、いきもどりすれば、おもしろかなり」と数え歌とともに愛され、親しまれてきました。 　昭和32年、死者539人を出した大水害で、本明川の橋はほとんど流されたのですが、眼鏡橋はそのままで名橋の名をとどめました。 　水害復興で川幅を広げるため橋を取り除いてしまう計画でしたが、こんな立派な石橋をなくすのは惜しい、という市民の熱意が実を結び、石橋で初めて国の重要文化財に指定されて、昭和36年9月、もとのままの形でここに移されたものです。 　橋の長さ　49.25m 　幅　　　　　5.5m 　石の数　約2,800個 昭和33年11月29日指定」 　 文部省 諫早市教育委員会
萬松橋　千々石町石田 下峯川 橋長：6.5m 橋幅：5m 径間：4.4m 拱矢：1.65m 環厚：0.4m 架設：江戸末期	千々石町役場前から国道389号線を1.3Km西進。橋を渡りすぐ左折。150m先古松橋を渡り右折、200m先右手に架かっています。
八千代橋　千々石町山頭 千々石川 橋長：22.0m 橋幅：5.4m 径間： 拱矢： 環厚：0.53m 架設：大正6年	千々石町役場から国道57号線を150m西進、千々石一小前を右折、150m先に架かっています。
白新田（しろにた）橋　千々石町木場 千々石川 橋長：13.9m 橋幅：3.3m 径間： 拱矢： 環厚： 架設：明治31年	国道57号線、千々石町木場から県道128号線へ。350m先左折、500m先に架かっています。
水電橋　千々石町 橋長：11.0m 橋幅：2.6m 径間： 拱矢： 環厚： 架設：大正4年	白新田橋から県道128号線へ戻り、4.6Km東進、「森のしらべ」看板から岳集落方面へ左折。 1.1Km先Ｔ字路を左折、1.1Km左手に架かっています。
荒田橋　北有馬町坂上下名田中 オリジナル部 橋長：13.0m 橋幅：2.5m 径間：2.8m 拱矢：1.8m 環厚：0.35m 架設：明治末期 拡幅部 橋長：13.0m 橋幅：4.6m 径間：2.8m 拱矢：2.0m 環厚：0.30m	下流側は拡幅されています。 国道389号線原山で県道30号線へ。3.2Km先、荒田バス停手前を下ったところに架かっています。
田中橋　北有馬町坂上下名田中 橋長：13.7m 橋幅：3.9m 径間：9.5m 拱矢：3.9m 環厚：0.47m 架設：明治36年(1903)	荒田橋から県道30号線を100m南下すると、坂下小学校入り口に「元平橋・田中橋入り口」の標識があります。 そこを下ってＴ字路に再び「元平橋・田中橋」の標識がありますのでそれにしたがって下さい。
荒田下橋　北有馬町坂上下名田中 橋長：5.6m 橋幅：3.9m 径間：2.65m 拱矢：1.2m 環厚：平均0.35m 架設：明治35年	田中橋より50m上流に架かっています。
左は荒田下橋、右は田中橋 4.北有馬町〜不知火町へ