石橋巡り
(2004年10月3日)

2.川内市
(木原橋・江之口橋・水路桁橋・降来橋・城ノ橋・上湯田橋・白津橋・楠元橋・玉田橋・久住の太鼓橋・古川橋)



1.入来町〜串木野市

3.道中で見たもの



木原橋 川内市隈之城

用水路
橋長:3.0m
橋幅:1.7m
径間:2.0m
拱矢:1.6m

国道3号線、隈之城交差点を50m北、左折すぐ右手にあります。




江ノ口橋 川内市高江町
川内市指定文化財

八間川
橋長:16.9m
橋幅:3.9m
径間:7.5m
拱矢:3.3m
架設:嘉永2年
石工:岩永三五郎

 「当時この一帯は、洪水で多大な被害を受けていたため、薩摩藩は弘化5年(1848)4月から、この八間川の治水工事に取り掛かりました。江之口橋は、この工事の一環で、嘉永2年(1849)8月、肥後の石工・岩永三五郎によって架設されました。工事の詳細は、親柱付近の水神碑に記録されています。
 岩永三五郎は、甲突川五石橋の架設など薩摩藩内で多くの工事を手がけ、江之口橋架設を最後に、肥後に帰ったといわれています。川内市内で三五郎が手がけたと考えられる橋の中で、現存するのは江之口橋のみで貴重な文化財です。」

川内市教育委員会

国道3号線川内駅前から県道43号線を西進。5Km先高江郵便局先の仮屋橋から右折、400m先にあります。




桁橋 川内市高江町麓

八間川
橋長:14.0m
橋幅:1.0m
径間:0.5m
拱矢:2.0m

仮屋橋のすぐ上流に架かっています。




降来(こうらい)橋 川内市宮内町

銀杏木川
橋長:9.0m
橋幅:4.8m
径間:6.7m
拱矢:2.7m
架設:明治25年

川内駅前から国道3号線を北上、大平橋を渡り600m先左折、800m先、新田神社前に架かっています。





城ノ(じょうの)橋 川内市中郷町手下

中郷川
橋長:6.0m
橋幅:2.0m
径間:5.5m
拱矢:2.5m
架設:明治9年

降来橋から国道3号線へ戻り、国道267号線へ。2.2Km先前園橋を左折、200m先に架かっています。




風呂元橋(第二枦込橋) 川内市網津町

網津川
橋長:8.4m
橋幅:2.7m
径間:6.7m
拱矢:2.4m
架設:昭和8年

国道3号線、267号入口交差点から9.8Km北上。網津町交差点先、網津集会所前にありましたが、残念ながら架け替えられていました。





上湯田(かみゆだ)橋 川内市湯田

湯田川
橋長:12.6m
橋幅:4.1m
径間:10.9m
拱矢:3.6m
架設:大正8年




国道3号線佐山トンネルを出て、1.1Km先湯田小学校入口から右折。3.6Km先に架かっています。
白津橋 川内市西方

白津川
橋長:10.5m
橋幅:5.8m
径間:8.6m
拱矢:3.8m
架設:大正時代

西方の人形岩前、国道3号線現橋のすぐ上流に架かっています。




楠元橋 川内市楠元町

楠元川
橋長:4.0m
橋幅:1.6m
径間:2.5m
拱矢:1.8m

川内駅前から県道42号線を3.8Km東進。県道333号線へ左折、3.5Km先県道335号線へ左折、1.7Km先平佐東小方面へ左折。平佐東小を過ぎ500m先左折、1.65Km先後藤建設から右折、220m先右下農道に架かっています。









玉田橋 川内市中村町庄込

橋長:3.2m
橋幅:3.1m
径間:2.2m
拱矢:0.8m

猫たちの食事の時間でした。

平佐東小学校から250m東進、中村橋を渡りすぐ左折。700m先に架かっています。





久住の太鼓橋 川内市久住町

古川
橋長:2.9m
橋幅:5.8m
径間:2.5m
拱矢:2.0m

中村橋から県道394号線を2.4Km東進、右上に久住公民館がありますので、そこから市道へ左折、100m先右折。久住阿弥陀山磨崖仏看板から100m南東に見えます。




3.道中で見たものへ
古川橋 川内市久住町

古川
橋長:3.8m
橋幅:1.5m
径間:3.5m
拱矢:2.0m
架設:明治後期

太鼓橋から市道に戻り、200m西進、右折したところに架かっています(太鼓橋から300m下流)