石橋巡り
(2004年8月21〜22日)

7.道中で見たもの その3

(稲積山・庚申塔・桁橋・桁橋2・桁橋3・高野堂仁王像・奇岩)
その1 その2



1.安心院町その1〜山香町 2.安心院町その2〜院内町
3.宇佐市その1 4.宇佐市その2 5.院内町その1 6.院内町その2



稲積山




庚申塚 稲積山の麓

佛橋の袂にあります





桁橋 辻橋を渡り、山手にあります




3本桁、丸太で拡幅してあります。









3径間桁橋

県道44号線山袋バス停から入ったところにあります。 
高野堂
国指定名勝 耶馬溪
宇佐市大字麻生字井ノ加倉

 「奇岩群がそびえて独特な風景をなすこの一帯は、仙岩山とともに国指定名勝耶馬渓に含まれています。山麓の本堂には観世音菩薩が安置され、向かって左側の岩壁を登ると中ほどの岩陰に弘法大師の石像がまつられています。
 「麻生村禅源寺年代記」には、江戸時代中頃の1712年に弘法大師の石像が安置されてから大師信仰が大流行し、8〜12Kmも離れた村々からも人々が参詣するようになり、猪ノ鹿倉に菓子屋37軒、東川ノ内フタギノ川原に13軒店が出て、菓子や酒を売る繁盛ぶりであったことなどが記されています。
 また、1725年2月には黄檗宗の僧泰雲が施主となって碧巌山高野堂を建立し、禅源寺の末寺となりました。その後一時衰退しましたが、江戸時代の後期の1785年に再興すると、以前にも増す参詣客で賑わうようになりました。その後も盛衰をくり返しながら、高野堂は昭和初期まで宇佐の名所として人気を集めました。
 この度、地元有志の協力により、弘法大師像の奉納や境内の整備などを行い、自然と歴史に恵まれた霊験あらたかな高野堂を再興することにしました。多くの皆さんの参拝をお願いいたします。
平成16年4月20日」

宇佐の文化財を守る会
高野堂仁王像




県道664号線で宇佐市麻生から院内町高並へ抜ける途中の景観