石橋巡り
(2004年8月7日)

2.大分市 その1
(田原橋・昭和井路川原水路橋・昭和井路大谷川水路橋・筒井1号橋・筒井2号橋・
桑津留橋・金提橋・昭和井路伏越水路橋・夕舟橋)



1.北方町

3.大分市 その2

4.道中で見たもの



田原(たばる)橋 大分市端登 田原

谷川
橋長:8.7m
橋幅:2.4m
径間:2.4m
拱矢:1.2m
架設:昭和31年


県道611号線は西へ延びていますが進行方向左手下には稲積川が流れています。
そちらばかり気をつけていましたが、道路の右上にありました。


国道57号線、犬飼町大野川の西側から県道611号線へ。
2.3Km先左折、200m先右上の橋本さん宅に架かっています。





ちょうどご主人が石垣の手入れ中で、色々とお話しをお伺いできました。

以前は牛が通るのに充分な合掌桁橋だったそうです。
右手の石垣は250年くらい経っているそうです。
ご主人お勧めの時季は、梅の頃、それも早朝だそうです。朝もやがかかり素晴らしいそうです。来年は必ず訪問しようと思います。
また、この小川にはホタルも出るそうです。




昭和井路川原水路橋 大分市上戸次 川原

橋長:50.1m
橋幅:4.0m
径間:12.0m
拱矢:3.9m
架設:昭和21年



犬飼町、国道57号線と国道10号線の合流点から国道10号線を1.8Km北上、右折300m先に架かっています。




水路には轟々と音を立てるかのように、大量の水が流れていました。





昭和井路大谷川水路橋 大分市上戸次 上り尾

橋長:46.0m
橋幅:4.1m
径間:19.9m
拱矢:9.0m
架設:昭和26年(1951)


川原水路橋もこの橋も山の中の谷を渡っている水路橋のイメージで臨み、山歩きを覚悟していました。
しかし、両方とも道路を跨いでいましたので、すぐに見つかりました。


昭和井路川原水路橋から国道10号線へ戻り、1Km先上尾トンネルを出て200m先信号機を右折。
国道東側の道路を上尾トンネル方面へ引き返し、トンネルから200m山手にかかっています。





筒井1号橋 大分市上戸次 筒井

小筒井川
橋長:5.0m
橋幅:2.1m
径間:3.4m
拱矢:1.6m
架設:1935年

県道の右下に見えました。そこから右下に車で進めますが、そこから橋まで歩いてたどり着くのは難しいようです。
県道をさらに少し進んだところから右下に、この橋に通じる道路がありますので、歩いて行けます。


昭和井路大谷川水路橋から国道10号線へ引き返し、1.9Km先北上、筒井大橋前を右折、右下に見えます。




筒井2号橋 大分市上戸次

小筒井川
橋長:10.0m
橋幅:3.6m
径間:5.5m
拱矢:2.7m
架設:不明


国道10号線、筒井交差点から県道25号線へ。600m先↓

大きな右カーブの左側が広くなっていますので、車を止めて左側の道を100m進んだところに架かっています。




桑津留橋 大分市大字杉原

小筒井川
橋長:6.0m
橋幅:4.2m
径間:4.6m
拱矢:2.4m
架設:昭和13年

県道から見えます。

筒井2号橋から県道25号線を1.1Km東進。
左下の道路へ、100m先に架かっています。




金提(きんてい)橋 大分市上戸次 影の木
(提の字は実際はこざとへんです)

吉野川
橋長:12.0m
橋幅:3.6m
径間:10.9m
拱矢:5.6m
架設:慶應元年(1865)


現・金提橋の右岸下流側から降りました。

筒井大橋前から国道10号線を500m南下、左折。
右手に見えます。





昭和井路伏越(ふせごし)水路橋 大分市上戸次 影の木

吉野川
橋長:56.5m
橋幅:4.0m
径間:22.0m
拱矢:9.0m
架設:昭和

この場所、探すのに大変苦労しました。
水路橋が見つからない時には水路に水が流れる音を耳を澄まして聴き取ります。
ところがこの橋はサイフォン式で、その音も聞こえませんでした。

金提橋を左に見て、コンクリート製品工場方面へ600m。

↑の電柱のところから左下へ50歩、さらに分岐を右下へ進むと橋を見上げる場所へ出ます。


3.大分市 その2へ
夕舟橋 大分市上戸次 影の木

橋長:10.0m
橋幅:2.6m
径間:7.0m
拱矢:3.8m
架設:昭和初


この橋の上を車で通り過ぎ、上からサイドを覗き込みました。
鋼製桁が見えましたので、石橋ではないと思い、他を探し始めました。
紆余曲折、たどり着きました。


左の電柱から道なりに100m進み、左下の道路へ進むと右手に見えます。