石橋巡り
(2004年7月24日〜25日)

3.真玉町〜香々地町

(大黒矼・身濯神社石橋・赤松橋・久保橋・望都橋・来迎寺境内橋・鵯越橋・蛭子橋・潮観橋)



1.杵築市〜大田村〜豊後高田市 2.国東町 4.国見町
5.道中で見たものその1 その2 その3 その4
その5 その6 その7 その8 その9 その10



大黒矼(だいこくばし) 西国東郡真玉町黒土

橋長:9.0m
橋幅:4.5m
径間:7.3m
拱矢:2.5m
架設:明治28年


真玉町役場から県道654号線6.8Km東進で椿堂。
更に1Km東、豊後高田市方面へ分岐した町道に架かっています。





身濯(みすすぎ)神社石橋 真玉町大岩屋 下黒土

橋幅:0.5m
径間:0.9m
単径間円弧桁橋


身濯神社は国東半島のあちこちで見かけました

大黒矼より県道654号線を引き返し
1.6Km西右手、下黒土バス停前です。

本堂の左手藪の中、大きな杉の木の下あたりにありますので、よく探して下さい。




赤松橋 真玉町臼野 山畑

橋長:7.2m
橋幅:3.5m
径間:3.6m
拱矢:1.9m
架設:昭和4年

両サイド共、草に覆われています。
下流側右岸から降りました。

国道213号線、堅来港より県道708号線を2.7Km南進、オレンジロードを右折1.5Km先町道へ左折、600m先に架かっています。




久保橋 真玉町臼野 山畑

橋長:7.0m
橋幅:5.5m
径間:6.5m
拱矢:2.3m
架設:昭和3年


赤松橋から更に400m南に架かっています。




望都(もうと)橋 真玉町臼野 山畑

橋長:9.5m
橋幅:2.5m
径間:4.9m
拱矢:2.1m
架設:昭和18年


道が狭くて付近に駐車は不可能です。
橋の右岸にある家の方が親切で、車を止めさせて頂きました。お茶までご馳走になりありがとうございました。


久保橋から200m南下、横山公民館前左折。
300m先左折、100m先に架かっています。





来迎(らいこう)寺境内橋 真玉町大字臼野

橋長:5.0m
橋幅:1.2m
径間:3.5m
拱矢:1.2m
架設:昭和54年移設(大正6年)


国道213号線、臼野バス停より南東へ1.1Km、左手に臼野小学校を見て右手山手に来迎寺が見える。
道なりに300m先。





鵯越(ひよどりごえ)橋 西国東郡香々地町大字樫木 請

橋長:6.6m
橋幅:2.3m
単径間方丈桁橋

国道213号線、堅来港より県道708号線を2.7Km南進、オレンジロードを越して200m先右手に架かっています。




蛭子(えびす)橋 香々地町大字樫木

橋長:3.5m
橋幅:1.5m
径間:2.9m
拱矢:1.6m
架設:安政6年(1859)


国道213号線、県道708号線との合流点より国道213号線を200m南西を左折、目の前が蛭子社です。




潮観(しおみ)橋 香々地町香々地
県指定

竹田川
橋長:10.7m
橋幅:2.8m
径間:5.8m
拱矢:2.6m
架設:安政5年(1858)


別宮八幡への参道橋

香々地町役場前から町道を海に向って800m、竹田川に架かっています。


 「この橋は別宮八幡社の表参道として作られ潮観橋と呼ばれています。香々地町では数少ない車橋です。
 橋の袂に「潮観橋序」という碑がありますがその中に「往時天保九年(1838)秋水漲りて橋堕つ、是に於て五村の庶民相譲し石工をして車橋を作り水患を免る 今茲に安政五年(1858)両辺の欄干及び石燈籠を備う・・・」などど書かれていますから、車橋そのものは天保九年から安政五年の間に作られたものと思われます。
 昭和57年3月県指定の有形文化財となりました。昭和50年頃八幡川改修にあたり、この橋のところが隘路となるため、移転保存の議が起りましたが、文化財保護関係者が現状保存を主張したので、橋脚部分を補修し原状を取りとめることができました。」

香々地町教育委員会
4.国見町へ