石橋巡り
(2004年7月3日)

2.頴娃町〜喜入町
(蓮子橋・福留橋・吉崎の太鼓橋・嶽見橋・貝底橋・玉繁寺橋・香梅ケ渕橋・二重橋・新田橋)



1.隼人町〜知覧町

3.道中で見たもの



蓮子(はづし)橋 揖宿郡頴娃町蓮子

水成川
橋長:15.5m
橋幅:4.0m
径間:9.0m
拱矢:7.2m
架設:不明

藪が深くて、上流左岸側の排水溝沿いに降りました。
雨の日にはすべるので不可かも。

国道226号線、番所鼻口より県道29号線を北上、1.6Km先別府中学校手前を右折、500m先に架かっています。




福留橋 頴娃町福留

石垣川
橋長:14.0m
橋幅:3.6m
径間:12.0m
拱矢:3.8m
架設:大正7年


国道226号線、頴娃町石垣入口より県道27号線へ。
国道226号線をくぐり、530m先右折、250m先に架かっています。





吉崎の太鼓橋 頴娃町吉崎

吉崎川
橋長:7.5m
橋幅:4.7m
径間:6.0m
拱矢:2.6m
架設:不明

子供達が川遊びをしていました。

福留橋より県道27号線へ戻り、100m先北を左折。
200m先左手に架かっています。




嶽見橋 頴娃町上別府飯伏

石垣川
橋長:9.3m
橋幅:3.3m
径間:7.3m
拱矢:5.7m
架設:昭和3年

竹薮に覆われていますが、下流左岸側の藪が比較的薄く、そこから降りて撮影しました。
護岸ブロックがありますので、川床までは降りることはできません。

吉崎の太鼓橋より県道27号線へ戻り、2.2Km北上、左折したところに架かっています。




貝底橋 揖宿郡喜入町前之浜

貝底川
橋長:12.8m
橋幅:4.5m
径間:7.0m
拱矢:2.5m
架設:明治43年


国道226号線、JR前之浜駅前より450m北上、左折したところに架かっています。




干潮時でしたので、川床まで降りることができました。
次回は満潮時を狙いたいものです。
玉繁寺橋 喜入町旧麓

八幡川
橋長:4.0m
橋幅:3.6m
径間:3.5m
拱矢:1.5m
架設:不明


玉繁寺跡付近を探しましたが、それらしきものはありません。
墓地のあたりで耳を澄ますと、川の流れの音がしましたので、そっちの方向を調べるとありました。


喜入町役場前から県道232号線を900m左折。
1.3Km先、右手に玉繁寺跡の標柱が建っていますが、そこからさらに70mくらい先に架かっています。
香梅ヶ渕橋

八幡川
橋長:4.5m
橋幅:3.0m
径間:2.0m
拱矢:1.5m
架設:不明


玉繁寺橋のすぐ下流に架かっています。



左が香梅ヶ渕橋、右が玉繁寺橋




二重橋 喜入町一倉

八幡川
橋長:7.4m
橋幅:2.7m
径間:6.5m
拱矢:3.0m
架設:明治44年


この橋の上流・下流は護岸工事がされていますが、景観を損なわないように自然石が使用されています。

「この石橋は「二重(ふたえ)橋」という。一倉と弓指の両部落を結ぶ道路の八幡川上流の地点に架けられている。
 架橋は「明治四十四年八月吉日」と刻み込んであり、アーチに明治時代の石工の技が見られる。
 この近くに住む古老は、橋が完成した時ここで紋付き袴を着た人が踊り、子供たちにはお菓子をふるまって、祝いがあったのを覚えていると語っている。
 作者は不明であるが、この橋の建設工事に祖父や父が携わったということを聞いた人もいる。一倉地区には石切りさんが多くいたといわれ地元で架橋に尽力した人々が多数いたことが偲ばれる。」

喜入町教育委員会


玉繁寺橋からさらに1.5Km進み、一倉小学校を右折。
200m先現橋から上流に見えます。





新田橋 喜入町一倉

新田川
橋長:7.6m
橋幅:4.0m
径間:5.0m
拱矢:2.5m
架設:不明


一倉小学校の東側から町道へ、150m先右折、300m先左折、200m先に架かっています。


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