石橋巡り
(2004年6月26日)

1.吉田町〜東市来町・その1
(東佐多浦の太鼓橋・後中橋・本名の太鼓橋・和田橋・諏訪橋・永山橋・水車橋・平石橋)



2.東市来町・その2

3.東市来町・その3

4.東市来町・その4〜日吉町〜吹上町

5.道中で見たもの



東佐多浦の太鼓橋 鹿児島郡吉田町東佐多浦

用水路
橋長:5.0m
橋幅:2.4m
径間:1.6m
拱矢:0.6m
架設:大正初期

用水路に架かる自家用の橋です。
石垣の塀も立派です。

国道10号線、姶良町脇元から県道57号線を北西へ4Kmで九州自動車道をくぐる。
そこから950m先右手。




後中橋 吉田町本名後中

本名川
橋長:8.9m
橋幅:2.9m
径間:8.5m
拱矢:3.8m
架設:不明

道路改良により新しい道路ができて、廃道になっています。

東佐多浦の太鼓橋より県道57号線を北西へ500m、吉田麓で県道25号線へ左折。
5.2Km先、内門バス停より右折、西へ1.8Km進むと県道16号線に出る、県道の西側下に廃橋となって架かっています。




本名の太鼓橋 吉田町本名本吉田

橋長:6.0m
橋幅:3.8m
径間:5.2m
拱矢:3.8m
架設:大正2年

テコ橋(太鼓橋)
橋の長さ 6m
橋のはば 3.78m
アーチの直径 5.2m
アーチの高さ 3.75m
 この橋は、大正の初めに、今まであった木の橋をこわして、二本松の石切場から運んできた石で造られたそうです。
 本名校区でただ一つ、そのままの形で残っているいしばしです。
 わたしたちは、みんなの力で昔からあるこの石橋を、大切に守っていきたいものです。
 このほかに、本名校区に残っている石橋についても調べてみましょう。」

本名小学校文化財少年団

現在は使われておりません

後中橋から県道16号線を600m南進、現橋と平行に左手に架かっています。





和田橋 吉田町本名谷上

橋長:5.0m
橋幅:3.0m
径間:3.5m
拱矢:1.4m
架設:不明

現役の橋です

本名の太鼓橋から県道16号線を北西に70m、町道へ左折、400m先左折、50m先に架かっています。




諏訪橋 日置郡東市来町養母

江口川
橋長:11.9m
橋幅:4.6m
径間:10.8m
拱矢:3.3m
架設:大正15年


国道3号線、東市来町下神殿交差点(1.1Km東の横断歩道橋に下神殿と書いてあるが、この交差点ではない)より県道304号線を北上、2.9Km先、県道305号線へ左折、900m先交差点を過ぎ、すぐ左折、50m先左手に架かっています。




永山橋 東市来町田代西

江口川
橋長:6.7m
橋幅:4.2m
径間:6.4m
拱矢:2.2m
架設:昭和2年


諏訪橋から県道305号線を引返し、県道304号線との合流点から県道305号線を1.1Km東進、農道へ右折、150m先に架かっています。




水車橋 東市来町田代西 

江口川
橋長:7.3m
橋幅:2.5m
径間:5.6m
拱矢:2.3m
架設:明治


ここは探すのに少々てこずりました。

永山橋から県道305号線へ戻り、400m東進、田代保育園入口より20m手前より農道へ右折、50m先に架かっています。




平石橋 東市来町田代東 

重平川
橋長:12.1m
橋幅:3.5m
径間:3.6m
拱矢:1.6m
架設:昭和初期


この近くにあるらしい「日高橋」を探すために農作業中の方に尋ねました。
「おまんさーが今来た道を左に曲がると・・・」の指示通り行きましたが、コンクリート橋でした。
よくあることですが、「石で造った太鼓橋」という表現を使わないと、普通のコンクリート橋を教えられることがあります。
その橋の近くの方に尋ねましたら、「田代には永山橋と水車橋と平石橋しかない・・・」と言われました。


水車橋から県道305号線へ戻り、500m東進。
県道309号線へ左折

↑赤い屋根の家を過ぎ、電柱のところを右折、750m先右手。




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