石橋巡り
(2005年9月4日)

潮見橋を考える会




乙姫橋
梅崎水路東大谷水路橋
野久美田橋





今日の潮見橋


鹿児島市和田 妙行寺において「第三回潮見橋を考える会」が開催されました
その中で素人にも分かりやすく数式を用いての説明がありました。



Q:石橋があることで水の流れが阻害されるのか?
A:一定の条件下では逆に良くなる

流量(m3/s)=川の断面積(u)×流速(m/s)
つまり川の断面積が小さくなれば流速は速くなる。

潮見橋の場合・・・
計画流量は235m3(30年確率)
川の断面積は125u、とすれば流速は1.9m/sとなる
しかしこの速度は全く緩やかなもので、洪水時の流速は5〜6m/sだから問題外

ベルヌーイの法則
(エネルギー保存の法則を流量に適用)
(流速)2÷2g(加速度)=一定
即ち流速が大きければ深さは浅くても良い

つまり潮見橋の場合・・・「石橋がある為の影響はほとんどない」

潮見橋の上・下流側には水切り水制が設けてある
これにより渦をなくし、水の流れをスムーズにする効果がある。
先人の知恵が凝縮している


波へ