| 「日向地誌」には 佐山阪靉靆橋 「人吉街道ニ属ス石ヲ畳テ小溝上ニ架ス享保十四年己酉新田溝ヲ開キシ時鹿児島藩費ニテ築成セシ所ナリ長七間幅四間新田溝其上ニ通ス」 と記されています。 享保14年といえば1729年、熊本県菊鹿町の仁平の作「洞口橋」が安永3年(1774)ですからその45年前の架設ということになります。 自然発生的に、ポツンとこの地に石橋が出来たものでしょうか? 「鹿児島藩費ニテ築成セシ所ナリ」とあるように、鹿児島藩の公共工事だったようです。 因みに鹿児島県では隼人町の平熊太鼓橋が安永6年(1777)、最古の架設です。 |
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![]() 輪石は14列の偶数というのも、今回気付いたところです。 |
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![]() 環厚50cm、二重輪石 |
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![]() 洗掘防止の敷石が施されています。 下流側には段差がつけてあります。 |
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![]() 上部 2.享保水路太鼓橋へ |