石橋巡り
(2005年4月24日)

3.道中で見たもの その2
その1



1.笠沙町(渡瀬橋・山野橋・呉山石橋)
2.坊津町(安養院橋・中坊太鼓橋)・川辺町(二反田橋)



歴史と海の魅力溢れるまち 坊津
「坊津は、深く入り組んだリアス式海岸の豊かな自然美と、海外貿易の歴史で有名な港町です。かつては東アジア諸国との貿易によって繁栄し、「日本三津」の一つとしてその名を誇りました。奈良時代には唐の鑑真大和上が渡来したことで知られています。地域内には往時の繁栄を物語る史跡・文化財が多く残されています。」
案内板より










まつどくんかわ(弘法の井川) 坊津町
町指定文化財

「かつては、この形式の井川は町内に数多かったが、今日では姿を消し貴重なものである。この水は年中こんこんと涌き。かれることなく付近の人々の生活用水、鰹漁業等の産業用水として使われてきた。
昔、弘法大師が西国行脚の途中、のどの渇きを覚え、この浜に杖をさされたら、水が湧きでたものと伝えられる。昔は箱型だったが大正13年に現在の姿に改造された。」




沈溺諸霊塔 坊津町坊 中坊
町指定文化財

「文化5年(1808)11月10日、坊港に入港しようとした唐船が沈没し、乗組員90人のうち29名は助けられたが、61名は溺死した。なくなった人々は広大寺に葬られ天保3年(1832)中国から船主が坊津を訪ねて厚意を謝した。天保10年(1839)に土地の有志によって慰霊碑が、同寺境内に建てられた。」






4月24日のトップページへ