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歴史と海の魅力溢れるまち 坊津 「坊津は、深く入り組んだリアス式海岸の豊かな自然美と、海外貿易の歴史で有名な港町です。かつては東アジア諸国との貿易によって繁栄し、「日本三津」の一つとしてその名を誇りました。奈良時代には唐の鑑真大和上が渡来したことで知られています。地域内には往時の繁栄を物語る史跡・文化財が多く残されています。」 案内板より |
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まつどくんかわ(弘法の井川) 坊津町 町指定文化財 「かつては、この形式の井川は町内に数多かったが、今日では姿を消し貴重なものである。この水は年中こんこんと涌き。かれることなく付近の人々の生活用水、鰹漁業等の産業用水として使われてきた。 昔、弘法大師が西国行脚の途中、のどの渇きを覚え、この浜に杖をさされたら、水が湧きでたものと伝えられる。昔は箱型だったが大正13年に現在の姿に改造された。」 |
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| 沈溺諸霊塔 坊津町坊 中坊 町指定文化財 「文化5年(1808)11月10日、坊港に入港しようとした唐船が沈没し、乗組員90人のうち29名は助けられたが、61名は溺死した。なくなった人々は広大寺に葬られ天保3年(1832)中国から船主が坊津を訪ねて厚意を謝した。天保10年(1839)に土地の有志によって慰霊碑が、同寺境内に建てられた。」 |
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