石橋巡り
(2005年4月24日)

2.坊津町(安養院橋・中坊太鼓橋)・川辺町(二反田橋)



1.笠沙町(渡瀬橋・山野橋・呉山石橋)
3.道中で見たもの
その1
その2



1,576 安養院(あんにょういん)橋 川辺郡坊津町久志

橋長:5.6m
橋幅:2.0m
3径間桁橋
4枚×3
架設:寛政3年(1791)




坊津町役場から国道226号線を1.4Km南下、博多浦バス停先の右下淳厚寺前に架かっています。
淳厚寺は、廃仏毀釈で取り壊された真言宗一乗院の末寺の宝亀山阿弥陀寺安養院の跡地に建てられた浄土真宗の寺で、安養院は宝亀4年(894年)に建立されたそうです。






1,577 中坊の太鼓橋 坊津町坊 中坊

橋長:3.8m
橋幅:4.0m
径間:3.4m
拱矢:1.9m

坊津町歴史民族資料館から国道226号線を400m南下したところ、道路わきにあります。


太鼓橋(てこばし)
「昔、奥ノ院川(現大谷川)には橋がなく石伝いに渡っていたので大水がでたときには、里人たちは大変難儀をしていた。それを見かねた坊ノ浜の豪商・蒲地曽左衛門が、享保6年(1721)の10月に架けた橋である。その後、大正5年(1916)10月の県道工事で土台を残し架け替えられた。この橋は、唐(中国)の石積みの形式によったもので県内でも貴重な橋であり、形が太鼓のようになっていたところから太鼓橋(てこばし)と呼ばれた。また橋に使われた石は奥ノ院川から採ったものと伝えられている。
 現太鼓橋は国道改良工事に伴い、平成13年(2001)1月鹿児島県により現在地に移設復元されたものです。」




1,578 二反田橋 川辺郡川辺町田部田

二反田川
橋長:2.5m
橋幅:4.2m
架設:明治9年
単径間桁橋


道中で見たものその1へ
川辺町役場入口から国道225号線を800m西、田部田交差点から左折(注意:西側には田部田島交差点があります)、400m先田の神像のところ分岐を右へ、100m先に架かっています。