石橋巡り
(2005年3月26日)

1.山鹿市〜黒木町〜八女市
(中の川内橋・本村の桁橋・宗真寺参道橋・熊野宮の眼鏡橋・北田形の寶橋・本の眼鏡橋・蒲原の眼鏡橋)



2.上陽町〜星野村〜九重町〜湯布院町〜庄内町

3.道中で見たもの その1
その2



中の川内橋 鹿北町岩野 弁天

橋長:8.0m
橋幅:
径間:7.0m
拱矢:
架設:大正3年(1914)頃




取り壊されるかもしれないというので、途中で立ち寄り様子を見てきました。

左岸側の家は取り壊されていました。
1,549 本村の桁橋 山鹿市南島 本村

橋長:11.0m
橋幅:2.1m
架設:大正年間?
4径間桁橋




国道3号線山鹿市南島で県道55号線へ。500m南東から左折、300m先右手に架かっています。
宗真寺(そうしんじ)参道橋 黒木町黒木

橋長:2.8m
橋幅:2.6m
径間:1.8m
拱矢:0.72m
架設:昭和16年?




前回、熊野神社参道橋と間違えていました。
今回は計測と、名前の確認です。


須崎橋から2.9Km西、黒木の大藤手前から県道797号線へ右折。
大きな赤い鳥居を過ぎ、左手階段を上ると途中にあります。
1,550 熊野宮の眼鏡橋 黒木町下小屋

橋長:5.3m
橋幅:2.2m
径間:3.9m
拱矢:1.7
架設:明治15年(1882)

黒木の大藤から国道442号線を1.2Km東進、左折。250m先右折、100m先左手に熊野神社があります。

眼鏡橋
(有形民族資料)
「眼鏡橋とは、くさび形の石材をアーチに組み石自身の重力と、お互いの摩擦力によって支え合い、径間を保っている石橋のことである。
 近世から近代にかけて造られた全国の眼鏡橋の約九割以上が九州にある。九州が誇る独特の石造文化財といえる。
 福岡県内には約60橋現存しているが、その大半が筑後地方の八女の山間部に集中している。
 黒木町の眼鏡橋の架橋技術は、長崎を窓口にした西洋、又は中国の技術を、長崎で武士を捨てた藤原林七が理論を学び熊本の種山村で技術を完成し、その子孫が、鹿児島や八女地方へ伝えたものがほとんどである。近代土木技術で架橋したものも幾つかある。
附記 町内では、関屋橋・下松尾橋(笠原)、小原橋、尾道口橋(田代)、古須崎橋がある。」

黒木町教育委員会





1,551 北田形の寶橋 八女市大字北田形

橋長:3.2m
橋幅:2.4m
径間:2.1m
拱矢:1.0m




黒木町湯辺田で県道795号線へ。1Km先赤い火の見櫓の手前から右折、100m先に架かっています。
1,552 本の眼鏡橋 八女市大字本

橋長:4.8m
橋幅:1.8m
径間:4.2m
拱矢:2.4m
架設:大正年間




国道442号線、井延の後ノ江交差点から県道82号線へ。1.2Km北進右折、400m先左折、250m先、病院手前に架かっています。
1,553 蒲原の眼鏡橋 八女市大字蒲原

橋長:4.2m
橋幅:2.1m
径間:4.2m
拱矢:2.4m




国道442号線下福島交差点から県道15号線へ。1.1Km北西へ、西日本短大附属高校入口交差点の手前左下に廃橋として取り残されています。
2.上陽町〜星野村〜九重町〜湯布院町〜庄内町へ