石橋巡り
(2005年2月5日・6日)

2.玖珠町〜九重町〜安心院町〜野津町〜弥生町
(平川橋・清水御門前石橋2基・宝八幡宮参道橋・筒井橋・寒水橋・畑平橋・八坂神社石橋)



1. 緒方町〜上津江村〜中津江村〜前津江村〜日田市

3.道中で見たもの



1,496 平川橋 玖珠町平川

橋長:15.5m
橋幅:4.7m
径間:11.7m
拱矢:6.1m
架設:明治34年(1901)

玖珠町役場前入口から国道210号線を西へ5.7Km、平川交差点を左折、200m先に架かっています。


眼鏡橋(町道平川線)

「眼鏡橋は、通称“平川橋”とも言われている。橋は、木牟田地区を上流とする浦河内川をまたぎ、明治34年(1901)7月に、筑後出身の石工である益永浅太郎によって造られた。
 橋の欄干は何度も改築されているが、当時の親柱は現在一つだけ残っており、この看板の前に移されている。親柱には「平川」と刻まれている。
 橋の架かっている場所は、古くは旧佐賀県道で、国道210号線の旧道である。国道210号が出来上がる昭和45年(1970)までは、北山田商店街を通る幹線道路として、路線バスや乗用車など車の通りが激しいところであった。
 石造アーチ橋は、九州の特色ある土木文化であり、全国のアーチ橋の95パーセント近くが九州・沖縄に集中している。大分県の石橋は、明治後半から大正・昭和初期のものがほとんどである。

橋の概要
 石造アーチ橋 単一アーチ
 架設年代 明治34年(1901)7月
 橋長 15.5m 橋幅 4.7m
 拱矢  6.1m 径間 11.7m
 環厚 0.6m 」

玖珠町教育委員会
玖珠町文化財調査委員会





1,497 清水御門前石橋 玖珠町森

橋長:2.5m
橋幅:2.9m
単径間円弧桁橋





国道387号線玖珠インター入口の北、帆足交差点から520m北を左折、すぐ右折。320m先左折、200m右手に清水御門があります。
1,498 清水御門前石橋(奥)

単径間円弧桁橋




清水御門
「このあたりが、お城仕立の境内の表玄関となっている。
 清水御門に向かって左側の土手からは、年中涸れることなく清水がわき出ている。この清水は「玉水」と名付けられ、お茶をたてるのに適した水といわれている。
 玉水の上の広場には清水茶屋があった。門を通り抜け石段を登ると玉濃井(井戸)があり、桜の馬場を通って三島宮(末廣神社)の拝殿前に到着する。」




1,499 宝八幡宮参道橋 九重町大字松木宝

単径間円弧桁橋
2本の大きな円弧桁が両側に架けてあります。
真ん中の桁は中央部で結合してあり、橋脚で支えてあります。




JR恵良駅前から県道409号線を2.9Km北、宝八幡宮西参道入口標識を右折、大分道をくぐり、右手山道を進みます。

奥宮の妙見宮は、徒歩で30分と書いてありましたのであきらめました。




1,500 筒井橋 玖珠町日出生 車谷

橋長:22.3m
橋幅:4.5m
径間:16.4m
拱矢:4.6m
架設:明治44年(1911)




大分道から国道387号線を1.2Km北上、県道679号線へ。13.5Km先、車谷大橋の上流に架かっています。
1,501 寒水(そうず)橋 安心院町寒水

橋長:13.0m
橋幅:2.2m
径間:7.0m
拱矢:1.7m
架設:昭和4年




湯布院町・安心院町境から県道50号線を5.5Km北上。急な左カーブの頂点から右折、150m先分岐は左下へ、200m先に架かっています。

3度目でようやく到達できました。
県道50号線で湯布院側からの挑戦でしたが、一山越えると雪は全くありませんでした。
1,502 畑平橋 野津町垣河内

橋長:6.5m
橋幅:6.5m
径間:4.5m
拱矢:2.3m




国道10号線中ノ谷トンネルから1.1Km西、旧道へ右折、1.1Km先に架かっています。

去年の3月に訪れていたのですが、RC橋と思い込み素通りしていました。今回下に降りると立派な石造アーチ橋でした。
1,503 八坂神社石橋 弥生町江良

橋長:2.25m
橋幅:3.65m
拱矢:0.15m
 0.45m×0.95m
 8枚×2
2径間桁橋


3.道中で見たものへ


国道10号線、番匠川を渡り南西へ2.1Km、右手に八坂神社があります。

池だったのでしょうが、水がまったくなくなり、橋も下のほうは埋もれています。