石橋巡り
(2005年2月5日・6日)

1. 緒方町〜上津江村〜中津江村〜前津江村〜日田市

(旧夏足井路橋・明正井路徳田補水3号橋・老松天満社参道橋・間地橋・中城橋・田代橋・化生谷橋・新田橋・横畑橋)



2.玖珠町〜九重町〜安心院町〜野津町〜弥生町

3.道中で見たもの



1,487 旧夏足(きゅう・なたせ)井路橋 緒方町夏足

橋長:5.0m
橋幅:5.0m
径間:2.15m
拱矢:1.1m
環厚:0.35m




緒方駅前から県道46号線で北西へ700m、下自在バス停から右折、600m先天神橋を渡り右折。川沿いに1.2Km先に架かっています。

ここまで車が進めますので、楽でした。
1,488 明正井路徳田補水3号橋 緒方町下徳田

橋長:20.0m
橋幅:1.9m
径間:10.9m
拱矢:2.9m
架設:昭和29年




長瀬橋より県道7号線を1.3Km南下、トンネルを過ぎ250m先左折。230m先橋を渡った所に駐車し、コンクリート舗装の道を直進徒歩200歩。分岐は左へ、沢に沿って500歩のところに架かっています。

3度目の挑戦でようやく到達でした。
この沢の下流で作業をしていた方に尋ねても、「そんな橋は架かっていない」と言われ、徳田補水の場所だけ教えてもらいました。山を登り水路に出てそれをたどって行くとこの橋がありました。




1,489 老松天満社参道橋 日田郡上津江村浦
村指定有形文化財

橋長:2.8m
橋幅:1.8m
架設:享保19年(1734)
   平成14年度移設
せり持ち式桁橋



「浦宮神社境内地の北側を流れる小さな谷川に、参道としての小さな「せり持ち式石橋」がかかっています。左右両側の橋台石(それぞれが四個)に細長い五個の石造橋桁を並べた簡素なもので、珍しい石橋です。この石橋は享保19年(1734)に造られたものと推定される。(平成14年度に村道浦・手水野線道路改良工事のために現在地に移設して現状をそのままに復元しています。)」
上津江村教育委員会


上津江村役場から県道12号線を2.6Km北上、「浦 老松神社」方面標識に従って右折、500m先右手に架かっています。




1,490 間地(まじ)橋 日田郡中津江村栃野 間地

梅野川
橋長:24.5m
橋幅:4.8m
径間:17.1m
拱矢:7.6m
架設:大正11年

中津江町役場から国道442号線を西へ1.4Km、現橋の右手上流に架かっています。


間地めがね橋
村指定建造物

「中津江村は地形から谷川が多く、当時はすべて木橋で、水害や耐久年数で架け替えが多く頭痛のたねでしたが、村長や村会議員など篤志家の熱意で石造めがね橋に架け替えられ今日に至っています。
改修年月日 大正11年11月
工費    6,000円
当時の村長 合谷三郎氏
石工    梶原友吉氏(大山町)
石材寄付者 永瀬善太郎氏

 昭和48年(1973)までは八女小国線の主要地方道でした。現在は新間地橋ができたため、村道間地線になっていますが村内でただひとつの石造アーチ橋です。」

中津江村教育委員会





1,491 中城(ちゅうじょう)橋 前津江村仙頭屋敷

赤石川
橋長:24.0m
橋幅:3.4m
径間:18.5m
拱矢:6.6m
架設:明治39年




前津江村から県道9号線を3Km北上、県道698号線への分岐点に架かっています。
1,492 田代橋 前津江村出野

橋長:20.0m
橋幅:3.6m
径間:18.8m
架設:大正15年

前津江村役場から県道698号線で5.5Km西へ、県道673号線へ左折。途中出野小学校を右に見て650m先左手に架かっています。




要石には橋名が刻み込んであります。
1,493 化生谷(けしょうだに)橋 日田市田島

橋長:4.0m
橋幅:3.6m
径間:1.8m
拱矢:0.85m




田島陸橋北から県道672号線を西へ800m先三叉路(左折すると総合体育館方面への市道)突き当たりの民家の入口に架かっています。

前回、かなりの時間をかけて付近を探し回りました。今回尋ねた方はこの地に住んで5代目という方で、経緯をご存知でした。
1,494 新田(しんでん)橋 日田市三河町

橋長:18.2m
橋幅:5.3m
コンクリート巻き
架設:昭和5年(1930)




日田インター入口から国道212号線を4.5Km北上。県道107号線へ左折、290m先左折100m先に架かっています。
1,495 横畑橋 日田市羽田

橋長:10.0m
橋幅:3.6m
径間:6.3m
拱矢:3.1m
架設:明治42年



2.玖珠町〜九重町〜安心院町〜野津町〜弥生町へ


遠景

日田高校前から県道48号線へ、9.5Km先に架かっています。