石橋巡り
（2005年1月10日）

2.津奈木町〜水俣市〜芦北町〜田浦町
（瀬戸眼鏡橋・前田橋・内野眼鏡橋・寺前眼鏡橋・山本家門前石橋・野添眼鏡橋・中尾眼鏡橋）



1.水俣市

3.八代市〜坂本村〜人吉市

4.道中で見たもの

瀬戸眼鏡橋　津奈木町小津奈木瀬戸 橋長：9.0m 橋幅：3.5m 径間：7.8m 拱矢：3.7m 架設：嘉永年間(1848〜1854)	新水俣駅から国道3号線を1Km北上。九州新幹線高架下の石木田バス停から100m先右手JR線路の向こう側に架かっています。 高架下にもいかにもありそうな場所があったりして色々迷い、あきらめかけたところでした。
前田橋 水俣市小津奈木 橋長：10.0m 橋幅：4.0m 径間：7.0m 拱矢：2.5m 架設：嘉永年間	瀬戸橋から国道3号線、すぐ北に橋が架かっていますが、そのすぐ上流に架かっています。
内野眼鏡橋　津奈木町千代 津奈木町指定文化財 橋長：5.3m 橋幅：1.75m 径間：3.5m 拱矢：1.2m 環厚：0.38m 架設：不明	国道3号線、津奈木トンネルから1.6Km西を内野方面へ左折。600m先左手民家の奥に架かっています。少し先から車で左岸側へ回りこむことができます。
寺前眼鏡橋　津奈木町千代松原 津奈木町指定文化財 橋長：8.0m 橋幅：3.6m 径間：4.7m 拱矢：1.8m 架設：不明	内野眼鏡橋からさらに南西へ350mのところの市道に架かっています。
山本家門前石橋　芦北町大字道川内 橋長：3.9m 橋幅：2.6m 径間：2.4m 拱矢：1.6m 架設：1818年 石工：岩永三五郎	国道3号線、佐敷で県道27号線へ。跨線橋を越え信号を左折、芦北高校北西から道川内方面へ進み、200m先左手に架かっています。
野添眼鏡橋　田浦町大字小田浦字野添 田野浦町指定文化財 橋長：3.4m 橋幅：3.3m 径間：3.2m 拱矢：1.5m 架設：江戸末期 国道3号線、佐敷トンネルから北上、1.9Km先右折。600m先ヘアピンカーブの右下に民家があります。その庭先を通って行きます。 前回も今回も留守で、犬3匹に吠えられました。今回は植生が激しくなく、庭の一段下を通って行くことができました。	「この眼鏡橋は江戸時代に薩摩(鹿児島県）と肥後(熊本県）とを結ぶ、薩摩往還上に架かる当時としては極めて重要な石橋であった。小規模の石橋ではあるが、原形を保つ唯一のものである。 形状　長さ3.4m　高さ1.9m　径間3.2m　巾3.3m 構造　単一アーチ型、熊本方式（輪石一列、積石　乱れ積み）　江戸時代末期（推定）」 芦北町教育委員会
津奈木町河原 津奈木町指定文化財 橋長：9.4ｍ　 橋幅：1.4ｍ　 径間：8.0ｍ　 拱矢：4.4ｍ 架橋：嘉永６年(1853) 石工：三平と推定 3.八代市〜坂本村〜人吉市へ	2003年12月6日に訪れたときは左岸側壁石が崩壊していましたが、今回修復してありました。