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貴舩神社参道橋

2012.06.09

大田区大森東3丁目9

橋幅:1.81m
径間:1.5m
拱矢:0.6m
環厚:18p
輪石:6列
架設:明治33年(1900)




貴舩神社略縁起
「御祭神 貴舩神社 高おかみの神
熊野神社 伊邪那岐命
稲荷神社 倉稲魂命
御鎮座 
 当社御鎮座の年代詳らかではないが、社伝に第九十代亀山天皇文永三年六月三日鎌倉の人・田中大夫、海岸寺の法圓上人(今の厳正寺の開基僧にして北條陸奥守重時の六男時千代)と共に来たりて、奉持していた己が氏神たる熊野神社を当社の末社として奉斎せられし事が見え、推察するに平安の御代より千年に及ぶ歴史を有すると思われる。
(付記 明治十八年当町民申し合わせの上、当社を大森總鎮守と決定せりと伝う)
伝承(貴舩神社)
 伊邪那岐命の御子にして、水を司る神である。
 農業、漁業、航海、醸造等をはじめ各種生産富貴の神として、又、炎旱、霜雨、凶作等に際しては、村民こぞって社殿に参籠、或いは海上に出て祈願し、常に御神徳広大である。
三頭の龍がお使いとして仕えていると言われている。
あさりを禁じて祈願すれば腫物等たちまちに全癒するとの伝説あり。
(熊野神社)
 安産守護の神・通称子育熊野さんと親しまれ、神社の周りの小石を頂いて帰り、袋に入れて靡につけ、出産の時には
布団の下に置いておくと安産である。
(稲荷神社)
 商売繁昌の神として信仰の念厚く、初午に作られる豆腐と油揚げのすまし汁を飲むと風邪をひかないと伝えられてい
る。
名称の由来 水を司り、水利のある処に奉斉されるをもって貴舩と言う。又、「木生嶺」として、山中深くお銭まりになられる。
或いは『金舩』として宝船の意も存する。」
大森町駅から雨の中歩いてきました

西側

明治三十三年

東側

社殿側から

正面

正面
これにて本日終了、帰りは大森町駅までの道を間違え、遠回り
東京駅から座って楽しようと京葉線に乗りましたが、乗り場まで500m以上ありました