下立松原神社由緒
「当社は天日鷲命を祀る式内社で、昔、朝廷の命により、天富命が天日鷲命の孫・由布津主命、その他の神々と当地方開拓に上陸し、後由布津主命が祖神の天日鷲命を祀った社である。上陸当時、野山に鹿が多く、住民がその被害に苦しんでいたのを神々が狩を行い害を除き、住民を安堵させた神徳を慕い、今も神狩の神事として旧暦十一月廿六日より十日間、神狩祭が行われている。なお大鹿の角が社宝として現存している。
古来武将の尊崇も厚く源頼朝公、里見義実公など太刀を奉納して武運長久を祈願している。
又、安房の式内社であった天神社が昭和初期当社に合祀されている。」 |