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竹林院心字池橋
2011.01.03

徳島市八万町中津浦

橋長:2.1m
橋幅:2.1m
単径間桁橋




竹林院案内
「竹林院は、貞享二(1685)年、鐵崖によって建立された黄檗宗の寺院で、本堂や山門は中国明時代の寺院様式である。この鐵崖という僧は、織田信長に滅ぼされた浅井長政の孫にあたり、長政滅亡後、親戚の稲田九郎兵衛を頼って阿波に釆た。蜂須賀公がその人柄をみこんで召抱えようとしたが、富田の瑞巌寺に入り僧となった。その後、長崎に渡り、明からの渡来僧木庵に黄檗宗を学び、木庵三十七弟子中の十人の高弟となったものである。
 書院裏には、築山泉水回遊式で、眉山の南面呉石山を背景とした借景様式の庭園がある。作庭の時期は、江戸時代中期ともいわれ、繊崖和尚が、最初、月津禅人に作らせたものを、のち松仙老士が完成させた。東から西へ細長く延びた心字の池があり、四季それぞれに趣のある庭園である。
 庭園の中央に日本でも珍しい古雅な形の十三層の石塔があり、県の文化財指定も受けている。静御前の母である磯の禅尼が、静御前の供養のために建てたのではない かと言われている。」
竹林院の山門

山門をくぐったところに架かっています

側面

側面

奥から
本堂裏の庭園が目的でしたが、入り口は閉ざされ、荒れているようでした