7,102
玉藻公園水門橋
2014.05.03

高松市玉藻町

橋長:3.4m
橋幅:4.8m
単径間桁橋




水門
「高松城は、北は瀬戸内海、そのほかの三方に堀を巡らせた海城であり、日本三大水城の一つに数えられています。
 海上から見るとその威容はすばらしいものです。明治時代には『讃州さぬきは高松さまの城が見えます波の上』と謡われたり、与謝野晶子によって『わたつみの玉藻の浦を前にしぬ高松の城龍宮(海底の宮殿)のごと』と詠まれたりしています。
 江戸時代には内堀・中堀・外堀の3重の堀で囲まれていましたが、明治初期に外堀の埋立てが行われ、徐々に市街化が進み、現在約8万uのみが城跡として残っています。また、城の北側も明治時代の度重なる築港工事に伴う埋立てにより、海と接しないようになりました。このため、現在、堀と海は唯一城の北側を通る国道30号の下に所在する水路によってつながっています。堀の水位は潮の干満によって変わっていますが、水門によって水位調節することもできます。海から稚魚が潮に乗って水門から堀に入り、成長した魚(クロダイ、スズキ等)が泳いでいるのが見えます。」

贈…公益財団法人松平公益会
玉藻公園の北西、水門のところ

北側

北側

天守閣跡から