三崎の義倉
2009.01.03

香川県高松市屋島中町




三崎の義倉
土佐清水市指定有形文化財
「この建物は“三崎の義倉”と呼ばれていたもので、江戸時代の文政二年(1819)に庄屋の沖市左衛円らが設置した。
 義倉とは平時に稲や麦を貯蔵しておいて、飢饉の際には種籾や食料の補助として支給する制度である。奈良時代にはすでに制度化されていたが、その後廃絶した。しかし江戸時代になって再び復活し、各藩に設置されるようになった。
 この義倉は昭和十五年(1940)頃まで機能していた。しかしその後維持管理が困難となり、ここに移築復原されることになったものである。
 制度としては良く知られているが、その建物が保存されている例は極めて稀で、当時の農民の暮らしや、生活史を知るための貴重な文化財である。」
この建物を見ていますが、背後に石舟眼鏡橋があります