5,207
宗良神社石橋
2010.05.04

三豊市詫間町詫間 田井

橋長:1.4m
橋幅:0.6m
桁厚:30cm
単径間桁橋



宗良(むねなが)親王ご旧跡
「後醍醐天皇の第五皇子宗良親王は父天皇の北条氏討伐に加わったが、戦に破れてとらわれの身となり元弘二年(1332)三月、讃岐詫間に配流された。親王の身は浪打八幡宮の別当宝寿院住職英遍がお預かりの後、詫間三郎などのお出迎えを受けここ大座敷の館に入られた。
 元弘三年、建武の中興がなり、讃岐の兵を率いて京都へ帰る。しかし、足利尊氏の野心により建武の業破れ官財相戦う戦乱の世となり、吉野朝廷の柱石となり各地で奮戦せられた。
 昭和十年(1935)“宗良神社”としこの地に宗良親王を祠った。
 神祠の座には明和九年(1774)建立 小林則茂の句碑があり、“流れても朽ちぬ昔や月と名の”と詠まれている。」

昭和四十五年十月
町指定文化財
詫間町教育委員会
詫間小学校より南西へ300mの場所

正面

側面