5,205
加茂神社参道橋
2010.05.04

三豊市仁尾町仁尾

橋長:4.0m
橋幅:3.0m
2径間円弧桁橋




加茂神社由緒
「当社は応徳元年(1084)山城国(京都)加茂大神宮の御分霊を畏くも白河天皇の勅許を得原斎木朝臣源吉高が鴨の氏人五名と共に讃岐国内海(仁尾)津多島の清地に法斎された。寛治四年堀川上皇は全国御厨の一つとして讃岐国内海津多島供祭所として不輸田六百余町歩献田された承安元年源三位頼政武運長久祈願のため釣燈籠を奉献された延元四年征夷大将軍足利尊氏公方繁栄祈願所となる。正平五年細川顕氏御分霊を津多島より現在地網の浦に御遷宮し観応元年社領に禁制を与えられた。永徳三年管領細川頼元別当神宮寺を創建爾来祭礼には毎年管領職より使者の参向があり氏人と供祭人は使者を丁重に歓待した 其の慣行が現在の長床の儀式である。この長床の儀式は香川県指定の無形文化財として今日まで守られて居る。尚当浦に海上交易通商文化の要衝であった。享保三年土佐藩守山内豊隆が参勤交代の砌初めて当浦より乗船し海上安全を祈願した。以来年々祭祀料を寄進された。昭和から平成の御代となり即位の礼大嘗祭を記念し、神社の環境整備事業を実施、合わせて由緒を刻すとともに仁尾明神加茂神社の繁栄と氏子各位の御健勝を祈念する。
平成辛未三年十月吉日
加茂神社 宮司 藤原朝臣原年高
大嘗祭記念加茂神社環境整備委員会」
鳥居をくぐり

注連柱の向こうに架かっています

正面

側面

側面

下部

上部

拝殿前の巨大な注連柱には圧倒されます