常徳寺
2010.05.04

三豊市仁尾町仁尾




常徳寺円通殿
「この建物は室町初期応永八年(一四〇一)の建立で禅宗様式仏殿として四国唯一の貴重なものである。
 構造の特色は桁行三間、梁間三間、入母屋造り本瓦葺きで、据付きの円柱は、石の礎盤の上に立ち外回りは桟唐戸と縦板壁、両側面中央に花頭窓が開けられ長押縁側がない、内部の床面は四半瓦敷、天井は高く、竜の絵の鏡天井でその周囲は化粒屋根裏とし来迎柱の前面に須弥壇をおき、厨子に本尊聖観音を安置している。
 当初の禅宗様を、今に伝える禅宗仏殿として価値がたかい。」

平成十八年九月二十一日
三豊市教育委員会
時間は6時前、今日最初に訪れた常徳寺