内之浦公会堂
2013.12.31

八幡浜市保内町川之石




内之浦公会堂 国登録有形文化財
「地域の公会堂建築。木造2階建て瓦葺き。昭和12(1937)年、当地出身の事業家那須金市氏の寄付(当時の額で5000円)により建てられた。
 西洋建築を意識した造りとなっており、屋根を陸屋根造にみせ、中央に玄関ポーチを設ける。外壁はセメントモルタルの洗い出し仕上げとし、建物正面の窓は上下スライド式。基礎・台座には、花崗岩を使用する。軒下にはアーチ状の装飾がめぐらされ、『公会堂』の文字の下にはアカンサスの葉をデザインした細工が施されている。
 内部2階は舞台を備えた畳敷きの大広間とするなど、地区公会堂の性格を持ち、現在も地域の集会所として大切に使用されている。」
国登録有形文化財の内之浦公会堂