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臨江寺心字池橋
2016.01.01

宇和島市津島町岩松

橋長:m
橋幅:m
4径間桁橋




臨江寺報 平成28年正月号
「謹賀新年
 今年は、臨江寺本堂が建って丁度百年という節目にあたります。それと同時に臨江寺第十三世 東梵器 文海和尚の百年忌になっております。
 当山 臨江寺は当初 禅宗黄檗宗林光寺として開山されたと伝えられており、その後西暦千七百年初期頃に 禅宗臨済宗 臨江寺に転派され現在の妙心寺派になったとされています。
 現在の本堂は、三カ所目の場所に建てられており、最初の本堂は南西の方向に向き、二度目の本堂は南に向き、現在の本堂は西に向いて建っております。
 また、第十三世 東文海和尚は現在の本堂が落成した後、僅か一年後に六十歳前後という年齢で亡くなられており、本堂建設における多大なるご苦労とご心労があったものと察する所存でございます。
 現在私達は、その当時の皆様の多大なる御協力と御支援によって建てられた立派な本堂を『安らぎの場』として活用しております。今後も、この本堂が皆様の『安寧の場所』として感謝を忘れることなく、大切に維持管理をしながら護っていきたいものと改めて思う所存でございます。
 町内の檀信徒の皆様におかれましては、お盆前の大掃除、年末のすす払い大掃除にいつもたくさんの方々に御協力を頂き、本堂、位牌堂、山門、庭、墓地等お掃除して頂けることに深く感謝申し上げます。
 私達の大本山妙心寺は、お釈迦さまを大恩教主と尊崇し、その教えを心にいただく禅の安心を求めます。
 開山無相大師さまの最期の教え『請う、其の本を務めよ』。
開基花園法皇さまの『報恩謝徳』の聖旨による仏法興隆を実践しましょう。が教えです。一言で申すならば、『おかげさま』感謝です。
 新しい一年を新たな気持ちで迎えるにあたり感謝を忘れず、一日一日を大切に過ごしていきましょう。」
山門をくぐり

境内

左手の池に架かっています

側面

上部

本堂