龍光院の仁王像
2016.01.01

宇和島市天神町




龍光院縁起
「龍光院は、元和元年(一六一五年)伊達秀宗公が初代藩主として宇和島へ御入部のみぎり、藩と領民の安泰を図り宇和島城の鬼門に当たるこの地に鎮めとして建立されました。その際、寺領として百石を賜り、その後代々の藩主の信仰深く、伊達家の祈願寺と定められました。寛永一五年(一六三八年)京都大覚寺二品宮親王が龍光院にしばらく留錫遊ばされ、風光明媚を讃えて臨海山福壽寺の号を賜りました。
 弘法大師が四国巡錫の際、都より遠く離れ文化の恩恵が少なきことを憂い霊場の開創を発願され、九島に鯨大師願成寺を建立されました。その後、当山に合わせ祀られ、四国八十八ケ所霊場開創発願の寺の由緒をうけ、四国霊場四十番奥之院、四国別格霊場第六番札所と定められ、南予の霊刹として信仰を集めています。
 平成二年(一九九〇年)南予一円の守護と安泰を願い、山頂に白亜の除災招福大観音を中国より勧請して建立され平安と御加護を賜わって今日に至っています。」
宇和島駅近く、龍光院の仁王像

阿形

吽形

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