内子町指定有形民俗文化財
弓削神社境内
「この神社の創建は、応永三年(1396)と伝えられ、主神は天照大神で他に七神がまつられている。現在の社殿は、明治三〇年に改築されたものであり、境内には椎木の巨木が茂っている。
神社と向き合うようにして、池の対岸に弓削大師堂があり、本尊は弘法大師の石仏座像である。大師堂の周辺には、馬頭観音・開地蔵の石仏や大師堂円成供養塔などがまつられている。大師堂・池・太鼓橋・弓削神社と周りの自然との調和がとれ池に映える老木の影、屋根付きの風雅な橋など趣のある景観を呈している。
平成六年三月
内子町教育委員会」 |