田丸橋
2011.01.04

喜多郡内子町河内




内子町指定有形民俗文化財
河内の屋根付き橋(田丸橋)
「この橋は田丸橋といい、杉皮でふいた屋根付き橋です。幅2m、全長15m、橋桁を両岸から斜めに渡した木材で支え、橋脚を省いた構造です。これは昭和18(1943)年、洪水で橋脚に流木がからまり流失した経験から、地元大工の工夫で河川をふわりとまたぐ姿になりました。
 昔は、生活道と物産の倉庫も兼ねており、往事の暮らしぶりを偲ぶ貴重な遺産となっています。地元住民により再建されて以来、今も田丸橋保存会によって大切に管理されています。
 なお、平成21(2009)年、司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』のテレビドラマ化でロケ地となった屋根付き橋です。」

平成22(2010)年3月
内子町教育委員会
雪の残る県道243号線を北上、3基の屋根付木橋を訪ねます

最初の田丸橋

正面

上流側