船川神社本殿
市指定有形文化財
「船川神社は、明治12年(1879年)に、棟梁武智八郎・高田貞治郎の手により建立されたもので、春日造り形式で建築されている。
屋根には前殿拝が設けられている。
本殿には向拝柱をはじめ、随所に彫刻が施されている。この彫刻は、“彫刻師友沢弥三郎”が晩年に施したものである。手挟には高度な技術で施された寵彫があり、友沢弥三郎力作のものと言える。
平成13年3月25日に、広島大学三浦正幸教授により本殿の調査が行なわれた。この調査により、船川神社本殿は近代を代表するものであり、施された彫刻は、伝統技法の中に新しい趣が見られると評価されている。」 |