碆ノ手の鯨塚
2011.10.09

西予市明浜町高山




碆ノ手の鯨塚 市指定有形民俗文化期
「この丸石網代に大型の寄鯨のあったのは天保八年(一八三七)七月二十三日(旧六月二十一日)である。
『この年は大飢饉であったが、この寄鯨で餓死をまぬがれた』との記録があり、村人は鯨様と呼び親しみ、崇めて供養を続けてきた。
 戒名は『鱗王院殿法界全果大居士』でお殿様級である。高山の金剛寺には鯨様の過去帳・位牌・クリダシがあり院殿大居士号の戒名とともに全国的にも珍しいと言われる。墓碑の文字は宇和島藩主七世伊達宗紀公(号春山)が揮毫されたものである。」

昭和四十九年十月一日指定
西予市教育委員会
国道378号線沿い

案内板と祠

中には鯨塚