4,567
宮ヶ崎八幡神社参道橋
2009.10.11

今治市宮ヶ崎

橋長:1.8m
橋幅:2.1m
単径間桁橋




八幡神社由緒
「当社は斉明天皇朝倉郷の地に行幸せられた節に朝倉郷と高市郷とを一望に眺められる景勝の地、冠山の突角に宇佐八幡宮を勧請し奉り鎮護の神と奉斉されたのが創立で今より1320年前のことである。爾来氏子の崇敬一方ならず完備せる社殿広き社領の寄進もされたが鎌倉期に入り社領の大半を失うに至った。
然るに天正期に至り、霊仙山城主中川山城主特に敬神の心厚く社領並びに武具を奉献し祭祀厳修盛況を見るに至ったが、長曽我部氏の四国侵略の戦禍に依って多大の損害を受けた。日本金石文集に予州宮ヶ崎八幡宮と彫刻せる銅製の鰐口が現在土佐の某社に保存と記録されている。
以上の如く社運は時の推移と共に盛衰幾多変転を重ねてきたのである。然るに神徳を仰ぐ人々変ることなく春の大祭には越智、乃万、周桑、新居浜、温泉郡より幼児守護の神として白衣を着せ神輿の御伴をなすなど特殊の信仰を伝承し今日に至る。
主神は誉田別尊即ち護国の神であり遠く異国の文化を取り入れて国威を輝かした高徳の神様である。」

神社総代
正面

側面

下部

境内から