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附嘱寺庭園橋
2013.05.05

今治市郷本町3丁目4

橋長:1.1m
橋幅:0.6m
単径間桁橋




附嘱寺略縁起
「当寺は郷の八ツ目にあり真言宗醍醐派で、寺伝によると来島城主が立花の里で鷹狩をした時、鷹が迷って郷村の庄屋宅に降りたところ下女が誤ってこれを殺してしまった。怒った城主はその娘に死罪を命じたが、日頃信仰する地蔵の加護により役人のふりおろす刀は娘の抱いた尊像を傷つけただけであったといわれる。この地蔵は行基の作と伝えられ感動した来島信濃守は天文十七年(1548)に一堂を建ててこの地蔵尊を安置し来島山地蔵院附嘱寺と号しそれから同家の祈願寺となった。
 当寺は創建以来修理四回今治市では東禅寺本堂と並ぶ古い建物であったが昭和五年(1930)惜しくも焼失した。しかし地蔵尊の胎内沸は銅製宝筒に納まっていたため助かり、京の仏師の手で現在の本尊に刻まれた。境内には鐘楼、阿弥陀堂、大師堂等あり、本堂の一部が池の上に建つのは珍しい。近郷では、郷のお地蔵さんとして尊ばれています。」
今日の最後は附嘱寺

境内の東側

側面

境内

本堂裏側