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八天神社の眼鏡橋

2006.03.12

嬉野市塩田町大字谷所乙

橋長:11.14m
橋幅:3.69m
径間:9.0m
拱矢:3.9m
環厚:60cm





石造眼鏡橋
全長十一米十四糎
橋巾 三米六九糎
橋高 四米六五糎

佐賀県重要文化財
「眼鏡橋と云うアーチ式石橋は寛永12年に中国の僧如定が長崎に架設したのが日本で最も古くその後九州各地に広まったと云われるが長崎に近い佐賀県には極めて少なく殊に江戸時代のもので完構を保つのはこの橋が県内唯一のものである
 この石橋は当社の千二百年大祭記念として当地の石工によって施工されたものである 文政九年二連アーチの眼鏡橋として計画されたが 結局一連アーチに変更され巨石材を両岸および底面に畳 基礎を堅固にして嘉永七年に完成した この形式の石橋は江戸時代における中国文化の影響を物語る文化的遺産として保存すべき価値がある
 なお此の碑の石材は当時基礎に用いた巨石材の残品を保存されて来たものである」

佐賀県教育委員会
正面

側面

反対側

拱頂部

高欄

池には2径間桁橋
以上 
2006.03.12 撮影


1年9ヶ月ぶりの訪問

境内から

南側に架かる新しい橋
側面には切石貼り

鋼製高欄ではなくて、本格的な石造高欄、路面は少し曲面になっています
すべて宮司さんの要望によるものだそうです

以上 2007.12.08撮影