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生野鉱山軌道跡橋梁1
2011.05.21
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朝来市生野町口銀谷
径間:2.1m
拱矢:1.0m
環厚:40cm
輪石:9列
架設:大正9年(1920年)
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トロッコ軌道跡
「大正9年(1920年)に、鉱山本部から支庫(旧駅)までの市川沿いに、精鉱輸送のための電車専用軌道が建設されました。昭和30年(1955年)に飾磨港までのトラック輸送が始まるとトロッコ機動のレールは撤去されました。
この付近の石積み擁壁には、自然の地形に応じた珍しいアーチが見られます。連続するアーチによって壁面にリズム感が生まれ、石積み擁壁が持つ圧迫感を和らげています。近年、日本の近代化における土木構造物としての評価が高まっています。
また、昭和11年頃の写真では、市川を堰き止めてボートを浮かべるなど、当時の生野の優雅な生活がうかがい知れます。」 |
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高速道路割引が来月にも終了するようです。気力も充実したし、1泊2日の限界、兵庫県へひとっ飛びです。今回は強行軍、1日平均10時間は動き回る計画をたてました。
主な目的は、生野鉱山軌道跡橋梁と北条の五百羅漢。
最初の訪問地は、ここ生野鉱山軌道跡橋梁、山陽姫路東ICから播但連絡有料道へ、生野ICで降りると料金は1,850円。約15,000円の割引の恩恵にあずかりました。割引がなくなると、今後は遠出もしょっちゅうというわけにはいかなくなります。
遠くに駐車して歩いて来ましたが、すぐ脇に姫宮神社の広い駐車場がありました。
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姫宮神社の参道橋から市川の下流側を見下ろすと、右岸側に4基のアーチが見えました
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そのうち最上流の1基
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ここだけはなんとか近づけます
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内部 |