おたまや公園橋（東）
2004.05.22
（2006.07.15計上）
岡藩主 おたまや公園
3径間桁橋
「文禄三年（1594）、中川秀成が岡城に入城し、以後明治に至るまで、竹田は中川氏の城下町であった。この岡藩主中川氏の所領内での墓所は城下碧雲禅寺および城下北方の大船山中（三代墓所）、そして城下東方の小富士山（八代墓所）の三カ所にある。
碧雲禅寺は、慶長十七年（1612）春、初代藩主秀成が御茶屋として建設に着手したものである。その年の夏、秀成は死去したため菩提寺となった。
境内には、御成門につづく土塀に囲まれたなかに龍吟池を配し、その北側山麓に宝塔（変形）、五輪塔形式の初代秀成、二代久盛、四代久恒、五代久道、六代久忠、九代久持、十一代久教の墓塔がある。墓塔は、かつては霊廟建物（御霊屋）のなかに置かれたものであり、二代藩主久盛の御霊屋は隣接する高流禅寺に移築され現存している。」
平成十年三月
竹田市教育委員会
