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虹澗
橋
(柳井瀬橋)
2003.12.13
豊後大野市三重町菅生−
臼杵市野津町大字西畑
大分県有形文化財(昭和54年5月15日指定)
国指定重要文化財(平成11年12月1日指定)
三重川
橋長:31m
橋幅:6.5m
径間:25.2m
架橋:文政7年(1824)
国道326号線三重町より分岐して国道502号線を臼杵方面へ約2.5Km、
新虹澗橋を左折
虹澗橋
「虹澗
(こうかん)
橋は通称柳井瀬橋という。三重川の河口から5Kmにある石造アーチ橋である。虹はにじ、澗は谷川という意味である。三重川の渓谷にかかる華麗な姿から虹澗橋と命名された。
岡城下から臼杵城下に至る街道のうち、ここ柳井瀬は最も交通の難所であり、人馬の通行はもちろん物資の輸送の大きな障害となっていた。
臼杵(臼杵市)の甲斐源助、三重市(三重町)の多田富治ならびに後藤喜十郎は、人々の困苦を救済しようと文政3年(1820)、臼杵藩に架橋を願い出て許可を得、下ノ江村の名石工井沢織平を選んで、翌文政4年着工、4年の歳月を経た文政7年(1824)に完工した。
この架橋のため、人馬の交通はきわめて便利となったが、莫大な出費によって3人の豪商は家運を傾けたという。
以来170余年、美しい姿を保ちながら、よく過酷な交通量に耐え、昭和63年(1988)、上流に架けられた新虹澗橋にその使命を譲った。このときにあたって三重町民ひとしくこの名橋の恩恵に感謝し、あわせて架橋に尽力した故人の功績をたたえる。」
平成12年5月
豊後大野市
架橋記念碑
2004.03.20夕 撮影
2004.11.20 早朝
2004.11.20 早朝
2005.04.09撮影
2005.04.09撮影
1年ぶりの訪問
2007.04.08撮影
1年ぶりの訪問
上流右岸側から降りました
左岸側
右岸側
上流側
上流側遠景
以上 2008.04.05撮影