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(とどろ)
2003.11.02

豊後大野市清川町左右知地区

奥岳川
橋長:68.5m
径間: 左:32.18m 右:26.5m
架設:昭和9年(1934)
形式:2連石造アーチ


岩上橋を通り過ぎ左折、約5Km先です。
または、清川中学校の3差路を天然橋方面ではなく右折、約7Km。細い道を、橋の存在を信じてただ走るのみ。



日本に誇るアーチ石橋
「豊後大野市清川町(旧清川村)の奥嶽川に架かる二つの石橋“轟橋”と“出合橋”の径間(アーチの両端を結ぶ直線距離)がそれぞれ全国1位と2位であることが平成10年に行われた東和大学工学部建設工学科(福岡市)の徳永講師グループらの調査で明らかとなった。
 調査の結果、轟橋の径間は32.102mと26.521m、出合橋は29.3mと確認され、それまで日本一とされていた熊本県美里町(旧砥用町)の霊台橋の28.4mより長いことが実証された。
 もともと“轟橋”は1934年(昭和9年)に営林署の林道軌道橋として設置され昭和30年頃までは木材を満載したトロッコが渡っていた。
 現在は町の左右知と平石を結ぶ生活道の一部として使われている。
 また下流に架かる“出合橋”は1925年(大正14年)に旧清川村轟・平石地区の住民によって架けられた。」

豊後大野市


「営林署が清川村に、木材運搬用の石造軌道橋として昭和7(1932)年につくった。傾山麓の木材をトロッコに積み、ディーゼル機関車で牧口駅近くまで牽引した。昭和35(1960)年に全線(約30km)を村に払い下げ、現在は村道となっている。」
橋脚間32.1mで石橋としては日本一

紅葉の時季よりわずかに早かったのですが、見頃の時には素晴らしい景観だと思います
以上 2003.11.02撮影


長靴とズボンを脱ぎ、いいアングルを求め川の中央を目指しました。
5月とはいえ、水の冷たさは厳しく、1分と我慢できず、すぐに引返しました。

2橋を重ならせるのはこれが精一杯
以上 2004.05.03撮影


2004.11.07撮影


初めての雪景色

以上 2005.01.23撮影


向うには出合橋

以上 2005.01.30撮影


2005.04.23撮影


2005.07.18撮影


2005.11.06撮影


1年7ヶ月ぶりの訪問

左岸側

拱頂部

上流側

上流側

以上 2007.06.17撮影