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深谷橋

2004.05.09

豊後大野市清川町 左右知
市指定有形文化財

橋長:7.5m
橋幅:2.0m
径間:3.3m
架設:江戸末期〜明治初期


轟橋より町道を南進し、県道688号線へ左折、約3Km先右手、右手に「深谷橋」の標柱あり
※注意イノシシ侵入防止柵を開き農道を進み、すぐ右手に架かる2連アーチ石橋は宇田枝井路2号橋
そのまま200mくらい進むと再び「深谷橋」の標柱あり、右の道を進むと左手に案内板あり



深谷(ふかたに)
「この深谷橋は、小型ながら形の整った橋である。両岸が迫った場所を選んで架設したようであり、石橋の下の川底はえぐられている。
 アーチ石の積み上げは、通常、丸太を組んだ下地橋の上に積み上げるが、この橋では「土のうを積んでアーチを組みたてた」と伝えられている。
 壁石は乱積み(らんづみ)でコンクリートを使用していない。また、長いアーチ石を使用しており、架設年代がかなり古いことがうかがわれる。御嶽神社の旧参道であり、上ノ原の佐藤伊三太(さとういそうだ)が架設したと伝えられている。
 ・江戸末期〜明治初期の架設と推定
 ・橋長7.5m 橋幅2m 径間3.3m

市教育委員会
上流側
上部

右手には案内板
この方の家の左手に水路が流れており、左後方に宇田枝井路3号橋が架かっています。
イノシシ防止柵を建ててから、石橋を見に来る人の数が減ったそうです。
県道からの入口にはこれと同じ標柱が建っています。
さらに200mくらい進んでください。