出會(であい)橋
日本に誇るアーチ石橋
「豊後大野市清川町(旧清川村)の奥嶽川に架かる二つの石橋“轟橋”と“出合橋”の径間(アーチの両端を結ぶ直線距離)がそれぞれ全国1位と2位であることが平成10年に行われた東和大学工学部建設工学科(福岡市)の徳永講師グループらの調査で明らかとなった。
調査の結果、轟橋の径間は32.102mと26.521m、出合橋は29.3mと確認され、それまで日本一とされていた熊本県美里町(旧砥用町)の霊台橋の28.4mより長いことが実証された。
もともと“轟橋”は1934年(昭和9年)に営林署の林道軌道橋として設置され昭和30年頃までは木材を満載したトロッコが渡っていた。
現在は町の左右知と平石を結ぶ生活道の一部として使われている。
また下流に架かる“出合橋”は1925年(大正14年)に旧清川村轟・平石地区の住民によって架けられた。」
豊後大野市 |