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「この橋は別宮八幡社の表参道として作られ潮観橋と呼ばれています。香々地町では数少ない車橋です。 橋の袂に「潮観橋序」という碑がありますがその中に「往時天保九年(1838)秋水漲りて橋堕つ、是に於て五村の庶民相譲し石工をして車橋を作り水患を免る 今茲に安政五年(1858)両辺の欄干及び石燈籠を備う・・・」などど書かれていますから、車橋そのものは天保九年から安政五年の間に作られたものと思われます。 昭和57年3月県指定の有形文化財となりました。昭和50年頃八幡川改修にあたり、この橋のところが隘路となるため、移転保存の議が起りましたが、文化財保護関係者が現状保存を主張したので、橋脚部分を補修し原状を取りとめることができました。」
市教育委員会
右岸側 |